Hydorogen Energy Test and Research Center 水素エネルギー製品研究試験センター

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施設・設備案内Plant guide

CRADLE棟 CRADLE building

高圧水素試験室(H6、H9)High-Pressure Hydrogen laboratory (H6 ,H9)

大型の角型耐爆カバーを備え、水素ガスを使用して大流量試験を実施

HyTReC棟より大型の角型耐爆カバーが設置されており、大型の試験体やシステム全体の試験を実施できます。使用できる水素ガス流量も多いため、大流量での圧損試験などHyTReC棟ではできない試験も実施可能です。

高圧水素試験室(H6、H9)のフロアレイアウト

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  • 大型耐爆カバー開(直方形)の写真

    大型耐爆カバー開(直方形)

  • 大型耐爆カバー閉(直方形)の写真

    大型耐爆カバー閉(直方形)

  • 制御監視室の写真

    制御監視室

耐爆カバー
耐爆カバーは試験体等が破損、飛散した場合、試験室内の設備等に被害が及ばないようにするとともに、試験体周辺の環境温度を変化させる温度制御装置を有しています。
水素ガスでの試験の場合、試験中は耐爆カバー内に窒素ガスを流通させ、試験体等からの水素ガスの漏洩した場合にも、耐爆カバー内では爆発性雰囲気を形成しないようにしています。耐爆カバー内の窒素ガスは、水素ガス検知器に接続されており、試験体等からの漏洩を常時監視しています。漏洩量が多い場合、自動で水素ガスの供給を停止するインターロック機能も設置されています。

主な仕様 Specifications

高圧水素試験設備
設計圧力(常用圧力)
120MPaG(110MPaG)
水素流量
2,400㎥/h
環境温度
−40℃〜+85℃
供給ガス温度(ブレクーラー)
−40℃
耐爆カバー内寸法
2,300(W)×5,500(L)×2,000(H)mm

主な試験例 Applicable tests

サイクル試験Cycle test

製品に指定の温度、圧力で昇圧、脱圧を繰返すサイクル試験を実施します。

透過試験Permeability test

気密チャンバーや透過試験治具を用いて、試験体から透過してきた水素ガスをガスマトグラフ等で測定します。

流通試験Gas flow test

試験体に水素ガスを流通させ、試験体の性能評価や圧力損失の測定等を実施します。

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