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製品試験事業(水圧) Product test (Hydraulic pressure)
クリープ試験 Creep test
気密チャンバーや恒温槽内に試験体を設置し、指定の温度、圧力を一定時間保持して、試験体への影響を確認します。
水素ステーションや燃料電池自動車等で使用される圧縮水素ガス用容器は、使用状況によって、高圧ガスを長期間充てんした状態となる可能性があります。一定の負荷が長時間加わる場合の耐久性は、昇圧、脱圧といった圧力変動が繰り返されるサイクル試験(疲労試験)で評価される特性とは異なります。このような負荷に対する耐久性や寿命を評価する手法として、クリープ試験が用いられます。クリープ試験は、指定の環境温度下(一般に高温)で容器内部に圧力を負荷し、高温高圧の状態で長時間保持することで容器の耐久性を評価することができます。水素ステーション等で使用する複合圧力容器の国内規格であるKHKS0225には、2,000時間、燃料電池自動車の国際規格であるGTR13やUN-R134には、1,000時間のクリープ試験が含まれています。
当センターでは、容器の規格等に準拠したクリープ試験が実施可能です。圧縮水素ガス用容器を気密チャンバーや恒温槽内に設置し、指定の環境温度、圧力で保持することでクリープ試験を実施します。