Hydorogen Energy Test and Research Center 水素エネルギー製品研究試験センター

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製品試験事業(ガス圧) Product test (Gas pressure)

曝露試験 Exposure test

オートクレーブや曝露容器内に試験体を設置し、
指定の温度、圧力で曝露します。

 水素ガスは、ゴム、プラスチック、金属など様々な材料内に侵入し、材料特性に影響を及ぼします。そのため、材料を水素ガス中に曝すことにより、その影響を確認する曝露試験を実施する必要があります。
 温度や圧力により材料に及ぼす影響が異なるため、指定の温度、圧力での曝露試験によって、その影響を確認します。また、ゴム等は、脱圧速度によって材料内にブリスターが発生する可能性があるなど、圧力変化条件(昇圧、脱圧速度)も材料に悪影響を及ぼすことがあります。
 製品に対する曝露試験として、ソーク試験があります。ソーク試験は、指定の環境温度下で製品内部に圧力を負荷し、長時間保持することで製品内部からの曝露を行います。製品の内側、外側で圧力差がある状態を保持することで、製品を長時間使用した場合のシール部分等の劣化や損傷を評価することできます。

 当センターでは、様々なオートクレーブや容器を用いて、指定の温度、圧力で曝露試験を実施することが可能です。曝露試験における昇圧、脱圧速度(時間)もお客様の要望に応じ条件を変更することができます。また、水素ガスの影響を明確にするために、複数の容器を使用し窒素ガスなど影響のないガスでの比較試験も同時に実施可能です。
 指定の温度、圧力でのソーク試験も実施可能です。ソーク試験中は、圧力変化や外部漏洩、内部漏洩等を測定することで、製品の性能維持や劣化を継続的に評価することができます。

  • 高温タイプオートクレーブ(20MPaG、室温~500℃、φ100×250)
  • 高圧タイプオートクレーブ(105MPaG、室温~125℃、φ100×200)
  • 1.1L容器(120MPaG、-45~150℃、φ84×198)
  • 200cc容器(110MPaG、-40~150℃、φ45×120)
  • 100cc容器(110MPaG、-40~150℃、φ45×60)

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